正派邦楽会館

公益財団法人 正派邦楽会の会館で市ヶ谷にあった旧会館の移転に伴い計画された。
建築は(株)建築アトリエ21の設計で当社は外部の仕上及び内装と照明設計を行った。
デザインは施主である正派邦楽会の歴史や意義などを考え「日本の規律、凛々しさ、伝統」をコンセプトとしオーソドックスなスタイルをモダンに仕上げた。
縦格子を繰り返し多用しているのは箏や三味線の弦にイメージを重ねたものである。
2階のホールもこの縦格子をデザインの基本としており清楚で乱れることのない美しさを表現している。
ホールは小ぶりながらコンサートに対応した音響や照明の設備も設けている。